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作ることから

梯子
竹ぼうきの作り方を教えてもらった。
先生は 元大工さんの 森さん。
森さんの話を聞きながら
そう言えば私は竹ぼうきが何で出来ているか
知らなかったことに気づいた。
もちろん、竹で出来てることは分かってるのだけど、
山に沢山生えているあの竹と 竹ぼうき は
全く 繋がりを持って見ることは出来てなかった。
 
森さん

ホウキの穂先は竹の枝の先、、、
それも孟宗竹を山から採って来て約2か月寝かして葉っぱが落ちたもの。
その枝の分かれ目を利用して上手く束ねて行く。
柄は黒竹で。さらに穂先が落ちないようにするための
くさびも竹の細い枝を使う。
本当にすべて竹。あとは止め付けるための針金のみ。
森さんの手にかかると
野生の竹は これからの運命を知っているかのように
スルスルと竹ぼうきに 変身して行く。
初めての私には、
すべて使える状態にしてくれてる素材を使ってでも、
何時間もかかった。

 
竹ぼうき
 
出来上がった竹ぼうきを持った瞬間
小学生頃の自分に タイムスリップした。。。
(実は、竹ぼうきを使うのは、
毎日の掃除の時間、外の掃除当番になった時使っていた以来だった。)
あの頃の私は、このホウキがどうやって誰の手によって
作られたか なんて 想像すらせず、
ただただ 掃除嫌だなー、面倒くさいなー と思いながら
何の愛着も持たず 扱ってたなぁ と思い出し
心の中で、ごめんなさいと、ありがとうを言った。

竹ぼうき 一本
が出来上がるのに、
まず 山に竹が芽を出してからを考えると
本当に長い時間と 色々な恩恵から成っているんだと
やっと 想像が及んだ。
お店で沢山売られていても
この竹ぼうきってやつは、
どんなものでも 工場で大量生産出来ないものだ って
はっとした。
 
自分で作ったホウキを持つと
一掃き 一掃きが 嬉しく
いくらでも 掃除したくなる。

実のところ、
竹ぼうき 作り なんて
すごく単純な簡単な作業だろうと思っていたけど
何だかものすごく色んなことを 学んだ日だった。

そもそも 竹ぼうきが必要ない世の中になって来ていることにも
気付かされた。。。

森さん どうも ありがとうございました。
 
  • 2014.08.25 Monday
  • Θ