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忘却の海

 ヨコトリ
「忘却」とは、記憶されざる記憶がたまりこんだ、ブラックホールとしての記憶のことである
人類はこれまで想像を絶する量の情報(や「もの」)を廃棄(=忘却)し続けてきた。記憶化されないまま廃棄された情報(や「もの」)は、それよりもさらに膨大だろう。死者や、これから生まれる「未来の記憶」とでもいうべき未生の命も、記憶されざる記憶としての「忘却」かもしれない。検閲や弾圧によって消滅させられたり、表舞台に出られなくなったものもあるだろう。 
語らないもの、語ってはならないもの、語りえぬもの。見たくないもの、見てはならないもの、見えにくいもの。とるにたらないもの、役に立たぬもの。それら記憶世界にカウントされる値打ちもないと判断された無数の記憶されざる記憶達にも思いを馳せてみよう。そしてこんなふうに痛感してみよう。
世界(宇宙)は、そのほとんどが「忘却」のブラックホール(あるいは、広大で奥深い海)によって満たされている。それに比べれば、記憶世界など「忘却の海」に浮かぶちっぽけな島にすぎない。

「記憶」から「忘却」へと、世界認識のための軸足を、真逆に置き換えてみる。すると、社会や暮らしや人生の諸相が今までとはガラリと違って見えてくる。その手応えや驚きや切実感が表現となる。そういう芸術的態度が確かにある。それらを多くの人々とわかちあうこと。ヨコハマトリエンナーレ2014における「忘却」というテーマは、そういったものである。忘れられた歴史(美術史)の掘り起こしや懐古趣味には無関係でありたいと願っている。

横浜トリエンナーレ



実は今まで ナントカトリエンナーレ みたいのには 
全く興味がなかったんだけど、、、
この ヨコハマトリエンナーレ 2014 は
すごく 惹かれるものがあって 
何だか また 新しい 体験 をした。

そして、いつも 今まで興味がなかったのは
今ここで生きてる自分 と そこに実現されている世界 との
何かしらの違和感があったから なのだ と
今回の ヨコトリ の中にいて
ものすごく 全身で 受け止め 浸透して来る
ある意味の 心地良さを 感じて
分かった。